ハッピー心理・処世術専科

正統派~裏ワザ・奥の手・隠し玉を駆使して幸せを感じることを目指しているハッピー・自己啓発・開運ブログです。

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「もっと」「さらに」という比較級の言葉で"その気に"させよう♪~

 

☆彡たった一言でいつの間にか相手に「イエス」と言わせる法


✱「もっと」「さらに」という比較級の言葉で"その気に"させよう♪~

 

アメリカの広告でどんな形容詞が一番使われているかという調査をしたことがある。

するとわかったことは形容詞そのものよりも「形容詞の形態」に、一つの共通性があったことを発見した。

 

比較級、つまり語尾に「er」がついたり、前に「more」を付した形容詞が、驚くほど多いのである。

 

❶「このシリアルは、貴方をもっと健康にしてくれます!」

❷「○○口紅で、さらにセンシュアスな魅力を!」

❸「◆◆社の電気冷蔵庫は、あなたの過程をより豊かにします!」

 

 文法的に比較級と言えば後ろに「than」を伴って比較の対象を明示するのが普通だが、これらのコピーには、その対象が抜けている。

つまり、消費者はすでに望ましい状態にあり、それをもっと望ましい状態に導くことを暗示しているのだ。

 消費者は、現在すでに「健康で」「センシュアスで」「豊か」だといわれることによって自尊心を満足させられるいるのである。

 

「形容詞の比較級」は、このように、人の自尊心を満足させたうえで、「より高い欲求」を作り出す"魔力"を秘めているのである。

 アメリカの著名なコピーライター、E・ホイラーが赤十字をはじめとした基金募集団体から面倒な依頼を受けたことがある。

戸別訪問と電話勧誘に使えてしかも直ちに人々の支持が得られる簡単なコピーを考えてくれというのである。

 

 これまでの基金集めは、「今年は私どもへご寄付願えましょうか」と聞くのが通例だった。

これでは相手から「ノー」と言われればおしまいである。

 

そこでE・ホイラーが考えたのが、「今年はどれだけ多く寄付していただけましょうか」という文句だった。

 

 実際には相手は1セントも寄付したことがないかもしれないが「相手が昨年何がしの寄付をしていることを前提」として相手の自尊心を満足させようという作戦である。

 

 人というものは自尊心が満足されればなかなか「ノー」とは言いにくいものだ。

E・ホイラーが使った「どれだけ多く」という「形容詞の比較級」が大きな効力を持っているわけだ。


 毎朝、鏡に向かって「貴方っていつもきれいね」と言ってみましょう。

キレイな人はよりきれいにそうでない方はそれなりにきれいになります。
(管理人のきれいになる方法より)

 

 

人生は一度だけ、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~


Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。

 

以上は 多湖輝著 人生は言葉一つで変わる「たった一言の心理術」より一部抜粋&加筆

 

多湖輝
多湖 輝(たご あきら、1926年2月25日 - 2016年3月6日)は、日本の心理学者。
出身校 東京大学文学部哲学科心理学
学問 研究分野 心理学
研究機関 東京工業大学千葉大学

東京未来大学名誉学長。千葉大学名誉教授。多湖輝研究所所長、東京都「心の東京革命」推進協議会会長、特定非営利活動法人「0歳からの教育」推進協議会理事長、東京アマチュア・マジシアンズクラブ会長、日本創造学会名誉会長などを務めた。
「これしかない」という考え方は間違いであり、物事にはいろんな見方があることを訴え続けた。また固定観念に凝り固まっていては創造的な人間は生まれないとし、独創性を育てるために幼児教育が重要だと主張。「諸悪の根源は個人個人の頭の固さにある」とする独創的な人生観を持つ。
1966年に発表した思考パズル本「頭の体操」シリーズは累計部数1200万部を超えるベストセラーとなり、以来約40年間に23巻までの続編が出版されている。また「頭の体操」という言葉そのものも、思考パズルやクイズの代名詞として日本では広く定着している。

主な著書(共著含む)に「頭の体操シリーズ」「他人の心は見た目で9割わかる! 必ず試したくなる心理学101」「お母さんのための幸せ心理学 わが家はわが家でいいんです!」「100歳になっても脳を元気に動かす習慣術 ボケる頭の使い方ボケない頭の使い方」「なぜか娘に好かれる父親の共通点 思春期の娘とのつき合い方」「楽老のすすめ すぐ実行できる愉しい老年パワー48」「がまん強い子が育つ親の習慣」「ひとりっ子長女のための本」「夢を実現する今日の過ごし方 20代のうちに身につけたい」「18歳からのマナ-・ブック もうすぐオトナ社会に生きるきみへ」「12歳からの心理学」「がまんできる子はこう育てる」「ホンネが丸見え60の心理術 人間おもしろウォッチング」「叱り方がうまい親の習慣」「考える子が育つお母さんの会話術」「人を上手にほめる人・しかる人」「長生きすりゃいいってもんじゃない」などがある。

◆名言
・大事なことは、進歩向上の比較を他人とするのではなく、過去の自分とすることです。

・動けば必ず何かが変わります。動けば必ず何かがわかります。
動けば必ず何かが身につきます。動くことによってあなたは強くなってきます。

・私たちの頭は、環境に慣れる傾向にあって、
慣れた環境の下では、目も曇ってくる。
イデア開発にとって、これほど危険なことはない。

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